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「客観的」な人と「主観的」な人の性格的違いと心理的特徴の比較

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カテゴリ:性格・タイプ

初回公開日:2017年07月06日

更新日:2020年06月14日

記載されている内容は2017年07月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「客観的」な人と「主観的」な人の性格的違いと心理的特徴の比較

客観的な人と主観的な人の性格的違い

物事を一つの立場だけではなく、様々な立場や角度から見て判断することができる客観的な人、自分の感じたことがそのまま自分の意見である主観的な人など、一つの物事に対しても思考の立場は様々です。

物事の捉え方や考え方はその人の性格にも強く影響します。そのため客観的な思考、主観的な思考によって性格的な違いがあります。

客観的な人の性格

物事を自分の立場だけではなく、相手の立場や様々な立場から考えられる客観的な人は広い視野を持ち、全体のバランスを取る能力に長け、気が利く、優しいといった性格の人が多いです。

物事を客観的に見るためには相手の気持ちになることが大事で、相手の気持ちになるということはその人が何を欲しているのかを考えることでもあります。

客観的な人は日常的に相手ことを考えているので、他人に対しても共感する能力が高く、結果優しく接することができると考えられます。

また客観的な人はバランスを取る能力に優れていることから人当たりの良い人も多いです。他人との衝突を嫌う平和主義者でもあると言えます。

主観的な人の性格

物事を自分の考えや立場だけで考える主観的な人は、積極的で物怖じしない性格の人が多いです。主観的な人は自分の意見を主張する能力に優れ、その力がある人も多いため自信家な人もいるでしょう。

主観的な人は物事の選択を自分の考えや感情だけで決定するので、自己愛の強い人も多いです。またエネルギッシュで活動的な人も多く、肉体的な自信が精神的な自信や余裕に繋がっている場合もあります。

協調性を発揮するのではなく、自分がぐいぐい引っ張っていくタイプなので、カリスマタイプの人は主観的な性格の人が多いと言えます。

客観的な人と主観的な人の心理的特徴の比較

客観的か主観的というのは思考のタイプであり、生まれ持っての資質ではなく、性格のように後天的に身に付いたものです。自ら望んでその思考のタイプになったというよりは環境により客観的、主観的どちらの思考が身に付くのかは違います。

なぜその思考に至ったのかには心理的な要因があり、客観的、主観的ともに心理的な特徴があります。

客観的な人の心理的特徴

物事を客観的に考える人は全体のバランスを取ることや相手の立場になって物事を考えることを大事にしていて、それは周囲の目を気にしているという心理的な特徴があります。

周囲の目を気にするため、自分が目立たないように自分以外の立場を取って、自分の個性を隠そうとしている場合もあります。自己防衛のために客観的な思考をしているとも考えられます。

客観的な人には臆病な一面もあり、物事の判断に慎重になっているケースが多いです。様々な立場から物事を徹底的に検討したいという気持ちも客観的な思考に至る心理的な要因でもあります。

主観的な人の心理的特徴

物事を主観的に考える人は、自分の意見が全てで、自分の世界を大事にしているという心理的な特徴があります。また、自分の世界を守るために他人の意見を排除しているので、ある意味では自己防衛の気持ちがあると言えます。

自己防衛の気持ちが芽生える原因としては、他人に裏切られたり、他人の意見によって損をしてしまったからだと考えられています。そういった経験をしたことがある人は主観的な思考になりやすいのです。

また、主観的な思考は他人のことにまで気を回す必要がないので、余計なエネルギーを使わなくて済みます。自分の時間やエネルギーは、自分のためだけにあると思っているという人も多く、主観的な人は自分勝手であるとも言えます。

客観的と主観的な考えのメリットとデメリット

客観的な思考は広い視野、主観的な思考は狭い視野と考えられがちで、多くの人は客観的な思考の方が優れていると思っていますが一概にそうであるとは言えません。

客観的であることにはメリットもデメリットもありますし、主観的であることもそれは同じです。

物事は全て表裏一体で、どんなことにもメリットとデメリットは存在します。何事も一つのものに傾きすぎるのは良くありません。それぞれの特徴を知った上でバランスよく取り入れる必要があります。

客観的な考えのメリット

客観的に考えることのメリットは様々な立場で物事を考えることで、より多くのアイデアが生まれやすいという点にあります。アイデアをたくさん持つことで行き詰ったときにもすぐに代替案を実行することができます。

また客観的な考えは周囲との摩擦を減らすこともできるので、チームワークを発揮しやすいという点にあります。自分の主張の中に相手への気遣いも含まれているので、相手も意見を受け入れやすく、議論をスムーズに進めることができます。

様々な立場で物事を検討することで、全体の流れを読むこともでき、衝突を避けながら全体をコントロールしていくことも可能です。

客観的な考えのデメリット

客観的な考えのデメリットは、相手の立場に立ってばかりで、自分自身の考えというものがなくなり、決断力に欠けてしまうという点にあります。

常に自分を外側から見ているので、自分の本当の欲求に正しく気が付けていない場合も多く、自分が何を望んでいるのかを見失っている人もいます。

客観的な思考だけに偏ってしまうと目指すべき目標が分からず身動きが取れなくなることもあります。いざというときに自分のことを信じ切ることができず、思い切った行動がとれなくなるというのが客観的な考えのデメリットだと言えます。

主観的な考えのメリット

主観的な考えのメリットは思い切った行動がとれるという事です。自分の行動の指針は自分自身であり、それ以外を考慮する必要がないので、ときには大胆な行動も取ることができます。

主観的な考えとは自分自身と向き合うことでもあります。主観的な人は本当の自分を知っているため、自分の本当の望みを見失うことがありません。

正しく自分の望みを知り、それに向かって一直線に突き進むことが出来るので、強いパワーを持って行動をすることができます。

また常に自分の望みを叶えようと行動しているので、人よりもそれを実現しやすいと言えます。野心的に動き、考えることで成功を掴みやすいのも主観的な考えのメリットと言えます。

主観的な考えのデメリット

主観的な考えのデメリットは周囲との摩擦や衝突が起こりやすいということです。主観的は捉えようによっては自分勝手でもあり、協調性を必要とするチームの場合には争いの原因になります。

また主観的な考えはその人の主観一つに固執した考えであり、物事を柔軟に考えられなくもなります。成功してるときは良くても、思わぬトラブルの時には柔軟に考えられないことで、改善策が見つからず頭を抱えることもあります。

膠着した状況を改善するためには主観的な考えが必要な場合もありますが、あまりにその考えを譲らないと状況をさらに悪化させてしまう危険性もあります。

主観的な考えに走り、視野が狭くなると協調性を考えられず一人空回りしてしまうこともあります。