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自分/他人の決断力を鍛える方法|決断力を鍛えるために読むべき本

カテゴリ:自己啓発

更新日:2023年12月09日

決断力を鍛える方法の紹介

買い物の際に商品を中々選べない、朝どの服を着て行こうか迷ってしまう。このようなことは日常生活でたくさんあります。そうでなくとも人間は日々多くの決断力を使い、日々消耗しています。

今回は、そんな方に決断力を鍛える方法をご紹介します。「生まれ持ってきた性格だから…。」と、子供の頃から優柔不断で決断力がない人でも、あきらめる必要はありません。

決断力ってどうゆうもの?

決断力はそもそもどういったものでしょうか。人は一日中ずっと優れた決断力を発揮することはできません。仕事や学校で疲れた後、へとへとになった後は決断力が大幅に低下してしまい、ダイエット中のケーキや、たばこやお酒などの誘惑に負けることが増えてしまいます。しかし、気持ちよく寝た次の日にはまた、決断を発揮できるようになります。

すなわち決断力というものは消耗し、回復するものなのです。

決断力は鍛えられる?

決断力というものは筋力と同じで、日々の「トレーニング」よって鍛えることができます。決断力がつけば無駄な買い物も、ダイエット中のお菓子もなくすことができます。さらには結婚相手の選択の時だって役立つ可能性があります。決断力を鍛えることは、日常生活でも、少し遠い将来のときにも効果的です。つまりは、決断力のトレーニングは良いことづくめなのです。

自分自身の決断力を鍛える方法

それでは自分自身の決断力を鍛える方法について紹介します。決断力を鍛える方法はたくさんありますが、一番大事なポイントは継続することです。あまりにも大変なことは続けることが難しくなります。例えば、急に1日100回の腕立て伏せやスクワットを始めたり、1か月で10キロ痩せることはとても難しいです。

難しいことで挫折してしまうより、簡単なことを少しずつやりとげていくことの方が効果的です。簡単なことを続けていくことで決断力はすこしずつ鍛えることができます。

瞑想で鍛える

体力も技術も必要なく、自宅で簡単にできる決断力を鍛える方法としては、瞑想があります。瞑想で決断力を鍛えることが本当にできるのか、不安を感じる方も少なくないでしょう。しかし瞑想で決断力を鍛えることができるなら、かなり簡単な方法です。瞑想の仕方も沢山ありますが、ポイントはたったの2つ。

それは呼吸と姿勢です。まず呼吸ですが、ゆっくり鼻から吸って、口から吐くだけです。ゆっくりというのはどれくらいかというと、一呼吸に14秒から16秒ほどです。ゆっくり吸うことが難しい場合は、少しずつ息を吐きだして補っても大丈夫です。

次に姿勢ですが、これは床にお尻をつけても椅子に座ったままでも大丈夫ですが、大切なことは背筋を伸ばし肩の力を抜くことです。背筋を伸ばすと普段の姿勢も改善され、酸素が脳に届きやすくなり頭がすっきりします。

ちなみに目は閉じていても開けていてもいいのですが、目を開けて行う場合は遠くを見つめるようにしましょう。

筋トレ(スクワット・腕立てetc...)で鍛える

決断力を鍛えるのには、筋トレも非常に有効です。筋トレといっても負荷の小さい、あまり疲れないトレーニングでも、決断力を鍛える点では非常に役に立ちます。例えば、一日起きてすぐに3回だけスクワットをする、お風呂に入る前に5回だけ腕立てをする、これだけで十分です。繰り返しになりますが、ポイントは続けることであり筋肉をつけることではないので、キツいトレーニングではある必要はないのです。また、筋肉をつけることはシンプルに健康によいので一石二鳥にも一石三鳥にもなります。

睡眠で鍛える

決断力は鍛えられる、決断力は日々の生活の中で消費していくものだと述べましたが、同時に寝て起きると回復しているとも述べました。質の良い睡眠は決断力をきちんと回復させてくれますが、逆に質の悪い睡眠をすると次の日にはあまり決断力が回復していない状態のままになってしまいます。

では質の良い睡眠をするのに必要な事を挙げてみます。まず、寝る2・3時間前の運動と食事を控えること、ブルーライトを発するパソコンやスマホなどを見続けないことがポイントとなります。

他人の決断力を鍛える方法

他人の決断力を鍛える方法は、自分自身の決断力を鍛えることと比べて難しいです。なぜなら行動するのは他人であり、自分で他人の行動や思考をコントロールすることはできないからです。

しかし、今まで述べた決断力を鍛える方法を他人にをすることで、その方が決断力を鍛えようとする可能性は生まれます。鍛えてもらいたい相手に真摯に向き合い伝えていきましょう。

決断力を鍛えるために読むべき本

ここでは決断力を鍛えるのに役に立つ本を紹介します。読書も継続することで決断力を鍛えることができる方法ではありますが、より良い本を読むことによって、さらに効率よく知識をたくわえながら鍛えていくことができるようになります。では何を読めばいいのか、そこが問題となります。

まずするのは、ロイ・F.バウマイスター氏の「WILLPOWER 意志力の科学」です。
著者であるロイ・F.バウマイスター氏はフロリダ州立大学で社会心理学を教える教授です。著書の中には「決断力」と似た「意志力」と言う言葉がキーワードになって出てきています。何かを決断する時、そこには意志が存在します。「意志」というものに焦点を当てることで、「決断力」へつなげていくことができる興味深い本であり、これから決断力を鍛える方に一読をします。

分厚い本はちょっと...そんなあなたに!

さきほど挙げた一冊は内容が充実しているので、けっこうな分厚さになっています。しかし、最初からあまり分厚い本では挫折してしまいそうだったり、最後まで読み終える自信がなかったりする人も少なくないでしょう。1日1ページでもいいので、少しずつ読んでいくだけでも決断力を鍛えることはできますが、やはりモチベーションをもって取り組みたいという人が多いです。

そのような人にするのは、メンタリストというワードで知られている、DaiGoさんの「あなたを変える52の心理ルール」という一冊です。本は薄めでありますが、集中力や決断力について様々な面からアプローチをしているので、内容に飽きずに一気に読み進めることができます。内容と分量ともに、決断力を鍛えるという点では素晴らしい1冊です。

少し難易度を上げたい方には...

ページが少ない本なら簡単に読み終わってしまうし物足りない、そんな方には明治維新の時にも重要な役割を担っていた、吉田松陰氏の遺した言葉をわかりやすく解説してある「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」がです。

内容は「決断力」に近く感じられる「覚悟」をどのように磨いていったらいいかということに焦点をあてています。「決断力の鍛え方」と「覚悟の磨き方」と、色々と近いところが多いです。内容は勿論、分量も申し分なく、これから「決断力を鍛える」方にはもってこいの一冊です。

決断力を鍛えて世界を変えよう!

これまで決断力を鍛える方法や、そのための読むべき本を紹介しました。自分にあった決断力のトレーニング方法は、人によって異なります。瞑想をしたり、筋トレをしたり、本を読んだり、たくさんのことを経験して、自分に合った方法をみつけることが最初のステップになります。

そして出会った鍛え方が「自分に合ってるな。」と感じたら、その方法を続けていくことが次のステップです。続けていくことができれば、気付いた時にはあなたの決断力は鍛えることがすでにできています。

初回公開日:2017年07月19日

記載されている内容は2017年07月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。