男性・女性別クラシックコンサートに行く時の服装マナーは?
服装マナー
クラシックコンサートに行く際の服装はどんなものを着て行けばよいのでしょうか。クラシックコンサートは一見敷居が高く感じられますが、高級レストランと違って基本的にどんな服装で行ってもOKです。
ですが、服装にはその場に合ったマナーというものがあります。クラシックコンサートではカジュアルすぎない、ジャケットやスカート、ワンピースなどのややフォーマルな服装がベストでしょう。もちろん結婚式に行くようなフォーマルな服装で行っても全く問題ありません。
マナー以外にもその場所に合った服装を着て行くことで、クラシックコンサートという非日常の場をより楽しむことができます。ここでは男女別・季節ごとに、クラシックコンサートにおすすめの服装コーディネートをご紹介していきます。
基本アイテム
女性はワンピース、もしくはブラウスにスカートがおすすめです。スカートが苦手な方はパンツでも良いでしょう。ジーンズでも構いませんが、ジーンズ以外の素材のパンツにするとクラシックコンサートらしく上品に見えます。スウェット生地のファッションが流行っていますが、できればジャージやスウェットなど部屋着に見えてしまうものは避けましょう。
男性はジャケットにシャツ、スラックスかチノパンがおすすめです。普通の服装でもジャケットを羽織ると途端に上品な印象になります。ジャージやビーチサンダルなどのカジュアルすぎるアイテムは避けたほうが良いでしょう。
春
春は植物が芽生え始め、色とりどりの花が咲き始める季節です。女性の服装は春の花を意識してパステルカラーや、花柄のアイテムを取り入れてみましょう。カーディガンに上品なワンピース、もしくはブラウスとスカートを合わせるのがおすすめです。
男性はコットンのジャケットがおすすめです。色もブルーやグレーの少し明るめの色を選ぶと春らしく明るい印象になるでしょう。ジャケットにシャツ、スラックスかチノパンを合わせて固くなりすぎない、ほどよいフォーマルさを目指しましょう。
夏
夏は暑さ対策を意識しがちですが、クラシックコンサートは冷房の効いた室内で行われるので、暑い日でも薄手のカーディガンを持っていくと良いでしょう。女性は白やブルー、水色など明るい色のワンピースに、薄手のカーディガンを合わせると夏らしく爽やかな印象になります。
男性は半袖シャツにスラックス、もしくはチノパンがおすすめです。暑いと軽装で行きたくなりますが、いくら暑くともハーフパンツやサンダルなどのカジュアルすぎる服装は避けたほうが無難です。
秋
秋は植物が色付き、ファッションにも秋色のアイテムがたくさん出てきます。女性はカーディガンにワンピース、もしくはブラウスにスカートといったアイテムに、ダークグリーン・ボルドー・マスタードなど秋らしい深みのある色合いを取り入れて季節感を出すと良いでしょう。気温が低い場合は上からトレンチコート・チェスターコートなどを着ましょう。
男性もジャケットやスラックスに、ネイビーやダークグリーンなど秋色を取り入れるのがおすすめです。秋は落ち着いた色合いの服装の人が増えるので、秋色を取り入れればコンサート会場でも周りに馴染むでしょう。
冬
冬は寒さが厳しい季節ですが、クラシックコンサートの行われる室内は暖房が効いています。コートはクロークで預けることができるので、温かいコートを着て行き、コートの下はあまり着こみすぎないのがおすすめです。女性はニットにスカート、その下にストッキングやブーツを履くと良いでしょう。白いニットは雪を連想させ冬らしい印象を与えられます。
男性はコートの下にジャケット、ニットを着て行くか、シャツにニットを重ねると良いでしょう。温かさと上品さを両立した服装で向かいましょう。
クラシックコンサートにNGな服装は?
クラシックコンサートは、観客もコンサートの一部です。どんな服装でもOKとは言っても、ジャージやスウェット、ビーチサンダルといったカジュアルすぎる服装は避けたほうが良いでしょう。また、露出しすぎる服装、派手すぎる服装も控えましょう。
身動きするだけで音の出てしまう服装や、イヤリングなどアクセサリーも気を付けましょう。演奏中に音がしてしまうと周囲の人の迷惑になってしまいます。また香水もつけすぎないよう気に留めておきましょう。
クラシックコンサートに行く時の子供の服装は?
親子用のコンサートなどに子供を連れて行く場合、子供の服装はどんなものでもOKです。ですが子供用にフォーマルな服装を用意してあげると、雰囲気が出て何倍もクラシックコンサートを楽しめます。女の子は可愛いドレスやワンピース、男の子はネクタイや蝶ネクタイのついたスーツで、今しか楽しめないドレスアップを楽しんでみてはいかがでしょうか。