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【人数別】シングルマザーの1ヶ月の平均生活費・内訳|一人

更新日:2022年04月11日

それぞれ事情があり子供を連れて離婚したいと思った時、1番先に心配になるのが金銭面の問題だと思います。子供の人数や年齢、生活状況によって1月にどのくらいのお金が必要か。今回はお子さんの人数別にシングルマザーの平均生活費を調べてみました!

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人数別シングルマザーの1か月の平均生活費はいくら?

シングルマザーになって1番最初にぶつかる壁は金銭問題です。持ち家か賃貸か、引っ越しや家電の調達などまず生活の基盤を作るのに欠かせないのがお金と仕事です。その他にも普段の食費や、子供たちの教育費など上げ始めればキリがありません。

みなさんは、シングルマザーの平均年収を知っていますか?厚生労働省の母子家庭世帯等調査によると、シングルマザーの就業で稼ぐ平均年収は180万程度です。そこに児童扶養手当などを追加しても223万と言われています。

さらに、シングルマザーの半数以上がパートやアルバイトの雇用形態です。こうやって年収で見てみると、いったい1か月にどれくらいの金額で生活したらいいのだろう?と思う人も多いのではないでしょうか。次からは子供の人数別での1か月の平均生活費を詳しく説明していきます。

子供が1人の場合の生活費

まずは子供が1人の場合、これも子供の年齢によって変わってきますが1か月の生活費は平均で10万~15万円ほど必要です。子供が小さいうちの方がお金がかからないので貯金できる場合はしておいたほうがいいです。

子供が保育園に通っている場合は、私立の保育園なのか自治体が運営している保育園なのかによって保育料にかなりの差がでます。自治体にもよりますが、シングルマザーの場合保育料が安くなることもあるので、かならず役所に確認しましょう。

食費などは、学校や保育園で給食が出る場合はそんなにかからないです。毎日お弁当を持参しなくてはいけない場合は少し多めに見積もるといいですよ。

1番大きな支出の家賃

生活費の中で1番大きな支出といえば家賃です。実家に帰っている場合はいいのですが、持ち家でローンが残っている場合はかなり大きい支出になります。シングルマザーになってからは賃貸のアパートやマンションに住んでいるという場合が多いですが、それでも場所によってはかなりの家賃がかかり生活を圧迫することがあります。

そんな時は、自治体が運営している市営団地などへの引っ越しを検討するといいです。収入で家賃が決まるので普通の賃貸に住むよりは家賃が下がる場合がります。シングルマザーの場合自治体によって違いますがさらに家賃が半額になる地域もあるのでまずは問い合わせてみて下さい。

子供が2人の場合の生活費

子供が2人の場合は、平均で15万~20万円ほどの生活費が必要です。子供が小さいうちはそんなに食費もかかりませんし上手く節約すれば15万円以内で生活できる場合があります。収入によって保育料なども2人目以降半額になることもあるので、保育園の申し込みの際には確認してみて下さい。

子供が小学生以下の場合は上記の金額で生活していけそうですが、中学生以上になると支出が大きくなります。特に高校生や大学生になると学費もかかりますが、食費も大きくなりますし、児童手当などの国からの助成がなくなるので負担が大きくなります。

光熱費に関しては多少増えますが、アパートなどに住んでいる場合は戸建てに住んでいる時よりは安く済みます。在宅の仕事なら別ですが、シングルマザーの場合子供たちが保育園や学校に行っている間は母親も仕事に行っているため日中の光熱費は安く済みます。

子供が3人の場合の生活費

子供が3人の場合1か月に必要な生活費は20万円以上になります。人数が多くなればなるほど食費や光熱費も増えますが、まず家族が多いと部屋数が必要なので家賃が高くなるケースが多いです。市営住宅などで部屋数が多いところが空いていればいいのですが、核家族化や少子化問題が進んでいるので部屋数が確保できない場合があります。

アパートなどの賃貸だと人数が多いので家賃も8万円弱になることもあります。車があるなどの理由で交通関係などの利便性より家賃の値段を優先できる場合は、駅などから離れたところで戸建ての賃貸を探したほうが家賃を抑えられる場合があります。

保育園は自治体にもよりますが3人目以降保育料が無料になることがあります。小学校や中学校もシングルマザーでそれほど収入が多くない場合は就学金援助を受けられるので忘れずに申請しましょう。

シングルマザーの生活費の内訳

実際にシングルマザーが生活していく上での収支を詳しく説明していきます。下記の生活費の内訳表は母親と子供の二人暮らしの場合で、母親の収入は就労所得が15万円、シングルマザーや1人親家庭への国からの援助を含めた約17万円の場合です。

子供1人(小学生)と母親の場合
家賃5万円
光熱費(電気、ガス、水道)1万円~2万円程度
携帯代(キッズ携帯も含む)1万円
食費2万円~3万円
日用品3000円
生命保険3000円
ガソリン代(車通勤の場合)1万円
学校給食費4500円
美容院、メイク用品など5000円
衣料費(年間平均)6000円
交際費、レジャー費1万円
子供の習い事1万円
合計14万1500円~16万1500円

子供が小さいうちは節約!学生は使える援助をフル活用

子供の学年や食べる量によって食費はかわります。レジャー費に関しても夏休みや冬休み期間、ゴールデンウィークなどの大型連休がある月は多めに見積もったほうがいいです。家賃に関しては、子供が小さいうちは寝室なども同じですのでもう少し狭い部屋に住んで家賃を節約することができます。

学校給食費に関しても就学金援助が受けられる場合は免除されます。車などを所有しない場合はもっと生活費はもっと安くなりますが、基本的には子供が一人の場合でも15万円程度はかかります。

シングルマザーの場合一人で子育てをしながら生活費を稼いで来なくてはいけませんが、子供が体調を崩してしまって出勤できないということがあると生活費が足りなくなる場合があるのでできるだけ普段から節約をして予備のお金を作っておくのがいいです。

シングルマザーで生活していくために必要な生活費のシュミレーション方法

シングルマザーになった時にどのくらいの生活費がかかるのか気になります。そんな時に役立つのが今までつけていた家計簿です。まだ家計簿をつけたことがない人は、とりあえず今現在かかっている光熱費など、食費以外の必ずある支払いを大まかにでもいいので把握しておきましょう。

食費に関しては、今現在のものがわかっていればいいですが、もしわからない場合は上記で紹介した表を目安にしてみて下さい。あとネットで、生活費 シュミレーションと検索すると無料で使える生活費シュミレーション用のサイトが結構あるので、自分たちの今かかっている支払いなどを項目ごとに金額入力して計算してみて下さい。

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初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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