よそよそしい人の心理
生活をしていると、いろいろな人と接することになります。当然ながら人によって性格は違います。優しい人もいれば、怖い人もいます。厚かましい人や図々しい人もいます。いろいろと接する人の中に、よそよそしい人というがいます。
よそよそしい人は他人行儀な接し方をするため、どこか冷たい印象を受けてしまいます。このよそよそしい人は、なぜよそよそしい態度を取るのでしょうか。また、よそよそしい人にはどのような特徴があるのでしょうか。
相手が苦手
人はそれぞれ性格が違います。そのため、性格が合わない人も当然います。性格が合わない人とは接していると、気分が悪くなってしまうことがあります。これは決して、相手が悪い人というわけではなく、たまたま自分との性格の相性が悪いだけであり、相手と仲が悪いわけではありません。
ですが、近くにいたり、密接に関わったりすると、性格が合わないことから、相手と本当に仲が悪くなってしまう可能性があります。そのため、よそよそしい態度で距離を取ります。
よそよそしい態度を取って、関わる機会を減らすことで、仲が悪くなってしまったり、お互いの気分を害することのないようにします。この場合は、よそよそしい人は平和的な態度を取っていることになります。
人が苦手
性格が合わない人に対して、よそよそしい人になってしまうことはよくあります。また、中には、性格が合わない人だけでなく、人そのものと関わることが苦手という人もいます。
人とのコミュケーションが苦手な人は、人と接するだけでストレスを感じてしまいます。そのため、できるだけストレスを避けようとして、人との接触を避けようとします。その人を避ける態度が周囲からよそよそしい人という印象を与えてしまいます。
急によそよそしくなる
人は相手に悪いことをした、という後ろめたいことがあると、よそよそしい態度を取ってしまうことがあります。相手に嘘をついたり、裏切り行為をすると、その相手と接触することで、その嘘や裏切り行為がバレてしまう危険性があります。
そのため、相手と距離を取るために、よそよそしい人になってしまいます。相手が嘘や裏切り行為に気がついていない場合は、急によそよそしい人になったという印象を受けます。
たいていは、急によそよそしい人になったことには原因があると考えられてしまうので、逆に怪しまれてバレてしまうことは多いです。
好き避け
好きな人と接するときに、恥ずかしくなってしまって、どのように接すれば良いかわからなくなってしまう人がいます。どうすればわからなくなってしまった人は、好きな人から距離を取ったり、他人行儀な態度を取ったりしてしまいます。いわゆる、好き避けという行動です。好き避けの行動によって、好きな人からはよそよそしい人という印象を持たれてしまいます。
よそよそしい人の特徴
上記で述べた通り、よそよそしい人には幾つかの心理が働いています。では、よそよそしい人はその心理が働いた結果、どのような行動をするのでしょうか。
距離を保つ
よそよそしい人は、相手との距離を詰めたくないと考えています。そのため、相手との距離を保ちます。会話を必要最低限に抑えたり、できるだけ接触しないようにしたりします。
積極的に動かない
上記で述べた通り、よそよそしい人は相手との距離を保とうとします。なので、自分からその相手に対して、自分から話しかけたり、何かをしてあげたりなどの積極的な行動をしようとしません。
よそよそしい人は受け身になることが多く、相手から話しかけられたり、完全な損得関係のときに動くような他人行儀な態度になりやすいです。
会話を早く切り上げようとする
よそよそしい人は、できるだけ相手との接触の機会を減らそうとします。会話をしても、できるだけ早く切り上げようとします。そのため、相手の言うことを否定したり、疑問に思ったことを質問したりしなかったりします。
相手の言うことを否定すると、自分の意見を言わないといけません。また、場合によっては口論になってしまいます。疑問に思ったことも、相手に聞かないとわからないことであれば聞きますが、後で自分で調べたり、他の人に聞けば解決することであれば、わざわざ会話の時間を引き延ばしてまで質問しようと思いません。
よそよそしい人の理由・原因
よそよそしい人は、基本的に相手との距離を保とうとします。なぜ、よそよそしい人は、相手と密に関わることを避けようとするのでしょうか。