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【ケース別】お茶出しのマナー|大人数/オフィス/法事

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カテゴリ:ビジネスマナー

初回公開日:2018年03月08日

更新日:2020年03月08日

記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【ケース別】お茶出しのマナー|大人数/オフィス/法事

ケース別お茶出しのマナー

会社に入社して、社会人としての新たな生活が始まると、覚えないといけないことが多すぎて大変です。その中でも何気に出番が多いのが「お茶出し」です。

多くは女性事務員の方がお茶出しをすることが多かったですが、昨今では男女の格差をなくそうとする試みが進み男性社員の方がお茶出しをする機会も増えてきました。

そこでいざという時に正しいお茶出しができるように、お茶出しの方法やマナーについて勉強しましょう。

お茶出しのマナーの基本「おもてなしの心」

お茶出しのお作法を覚える前に、お茶出しのマナーとなる「心構え」についてお話しします。

さまざまなシーンでお茶出しをする機会はありますが、全てにおいて通じる心構えは「おもてなし」する気持ちです。ただ単にお茶出しをすれば完了ではないということを肝に銘じておきましょう。

お茶出しはただの水分補給ではない

おもてなしの心を持ってわざわざ足を運んでくださったお客様ののどを潤すためにお茶出しを行う。この気持ちがあればお茶のグレードや茶器の価格などはあまり関係ありません。

もちろん状況に応じては特別感を出すことも必要ですが、今回知っておきたいお茶出しのマナーのお話からは少し離れますので割愛します。

お茶出しの役割は渇いたのどを潤すためだけではありません。会議や打ち合わせの際に飲むことで、ただの水分補給だけではなく、気分転換やカフェインによる脳内の活性化も促せます。

たったいっぱいのお茶にもこれだけの役割があると知っておくと、お茶出しをする際にまた違った見方ができることでしょう。

お茶出しのマナー「基本のお茶の淹れかた」

ビジネスシーンや弔事などでのお茶出しと言えば、日本茶が一般的ですが、企業などでは業務の簡略化などが進み、サーバーからコーヒーを淹れるなど時代の流れとともにお茶出しの内容も変化しています。

ここでは基本的な日本茶のお茶出しの作法とマナーからご紹介しましょう。日本人である限り、お茶出しで日本茶を出す機会は必ずあります。そのようなときに美味しいお茶を出せるようにすればあなたの株もアップします。

美味しいお茶を入れるにはひと手間かけることと、コツを掴めば大丈夫です。

【準備編】お茶の淹れ方

お茶を入れるのに必要となる道具は以下のとおりです。

・急須
・湯呑み茶碗(+茶托)
・茶こし

茶こしは、急須から湯呑に茶碗にお茶を注ぐ際に使用しますが、急須に茶こしがついているものもありますのでその場合は用意しなくても問題ありません。

お客様にお茶出しする際は、専用の湯飲み茶わんがあるとよいですが、会社などの自由がきかない場合は決められたものを使います。

また来賓へのお茶出しの際は湯呑は茶托の上に乗せて提供することとなります。茶托は材質や形などさまざまです。もし可能であれば季節感や湯飲み茶わんとのコーディネートができればお茶出し上級者と言えるでしょう。

蓋がついているタイプの湯呑み茶碗は、主に煎茶を出す際に使用されますが、日本茶であれば堅苦しくマナーにこだわらなくても大丈夫です。ほこりなどが入らないように、お茶が冷めないようにという配慮から作られた物です。

【注目ポイント】お茶の淹れ方

美味しいお茶を淹れるにはミネラルウォーターよりも水道水を沸騰させて塩素を飛ばしたものを使用しましょう。

ポイントはお湯の温度です。紅茶やほうじ茶などは高温で抽出しますが、その他の日本茶は低温で淹れないと渋みが出てしまいます。玉露は50~60度、煎茶はグレードにもよりますが70~90度となります。

【実践編】お茶の淹れ方

1.沸騰したお湯を人数分の湯飲み茶わんに1~2分淹れ湯飲み茶わんを温めます。
2.人数分の茶葉を急須に入れお湯を注ぎ1分ほど蒸らします。
3.湯飲み茶わんを温めていたお湯を捨て、お茶の濃さが均等になるように順番に少しずつ湯飲み茶わんにお茶を注いでいきます。
4.お盆にお茶の入った湯飲み茶わんとは別に茶托を乗せて運びましょう。

1人分辺りの茶葉の目安は茶さじ1杯分、約2.5〜3gが一般的な来客用の湯飲み茶わんでの目安です。湯飲みに入れるお茶の量は湯飲み茶わんの7分目程度に留めておくのがマナーです。

【基本編】お茶の出し方

さまざまなシーンでのお茶の出し方のマナーを習得する前に、基本となるお茶の出し方のマナーと作法をマスターしておきましょう。会社などでのお茶出しはこのマナーと作法に従えば問題ありません。

1.ドアを開ける前にノックして「失礼します」と声をかけます。
2.お茶出しの準備はサイドテーブルがあればそこで、無ければテーブルの入り口側になる「下座」側の端に置いてセッティングを行います。
3.お盆の上で湯飲み茶わんを茶托の上にセットします。
4.基本はお客様の右側から「どうぞ」と一声かけて両手で静かにお茶出しを行います。

これが基本的なお茶出しの作法とマナーとなります。会議や打ち合わせ中などの場合は極力話の腰を折らないように、目礼のみにとどめるのもマナーです。

湯飲み茶わんや茶托に模様がある場合は、その絵柄がお客様のほうを向くようにセットするのもマナーですので忘れずに行いましょう。

大人数

洋室の際のお茶出しのマナーは少し異なる部分が出てきます。さすがに4名以上ともなると運ぶ際に片手で抱えた状態でドアを開けるなども至難の業です。

大人数のお茶出しの際は、手のひらを広げて上に向けて平らにしお盆の中央にあてることで片手でもしっかりとお盆を支えることができます。

また大人数への来客に対応できるだけの湯飲み茶わんや茶托、茶葉の準部も必要です。慈善にわかっているのであれば、道具の準備と、運ぶ際の人員の確保もおこなうのがベストです。

大人数の場合はお茶出しする順番に注意

お茶出しのマナーとして覚えておきたいのは、基本的に人数にかかわらず役職の高い人からお茶出しを行うのがマナーです。大人数の場合はなおのことこの点に注意しましょう。

どの方が役職の高い人か分からない場合は、上座の席に座られている方からお茶出しを行えば問題ないでしょう。また、部屋のスペースの都合で上座の方や、右側からのお茶出しができない場合は、左側や空いているスペースからのお茶出しも可能です。

お客様側の配慮でご自身たちでお茶を回してくださると声掛けして貰えた際は、ご厚意に甘えてお願いしても問題ありません。

大人数のお茶出しのトラブル

大人数へのお茶出しを行う際のマナーで注意が必要なトラブルといえば、お茶の数が足りなかった場合です。5人と聞いていたのに、会議室のドアを開けたら6人いたなどということはよくある事です。その時は慌てず対処するのがお茶出しのマナーになります。

まずはお茶出しのマナーに乗っ取って、上座のお客様からお茶出しを始めましょう。自社の方へのお茶出しをあとにし、お客様の分をお出しで来たら余った分を自社の上座の方からお出しします。

全て配り終えたら「改めてもうひとつお持ちします」と一声かけて静かに退室し、改めて足りない分のお茶を用意して改めてお茶出しを行います。その際もうお茶は不要と言われることもありますので、その場合は退室するだけで大丈夫です。

法事・法要のお茶出しのマナー