誠意が伝わるお詫びの品の手紙の書き方とは
迷惑をかけた、怒らせてしまった、そんな相手に謝罪に伺うときに必ず持参すべきなのが、お詫びの品です。ただお詫びの品を渡すだけでは失礼に当たりますので、必ず手紙を添えましょう。
では、どんな手紙がふさわしいのか文例を紹介します。
交通事故のお詫び書き方
万が一、自分の不注意による過失で事故を起こし、相手にけがを負わせてしまった場合は、お詫びの文章を相手に送る必要性があります。起こしてしまった事故に対し、しっかりと謝罪を述べる必要があり、そのためにはまず事故を起こしてしまった理由を書き、それに対しての明確な謝罪を述べましょう。
謝罪文で伝えたいのは、こちら側の誠意です。誠意をもって対応することを相手側に理解してもらえる文章で謝罪しましょう。
ビジネスシーンでのお詫びの書き方
ビジネスでのお詫びの注意点はまず、不備やこちら側でのミスであることをしっかりと認めることです。起こってしまったミスの内容、その原因について詳しく述べ明確にし、それに対しての心からの謝罪を述べましょう。そして、それに対する対応策や検討策を明確に説明しましょう。こちら側の謝罪の気持ちを伝える、誠意を伝えることが目的です。
自らのミスに対して誠意をもって対応することによって、今後も相手との良い付き合いを継続できるように働きかけましょう。
大切なのは明確で的確な謝罪
一言で詫び状といっても、それぞれの状況により書き方は大きく変わってきます。すべてに共通していることは、自分の非をしっかりと認め謝ること、きちんと説明すること、明確な謝罪を述べる事に注意し書くことが大切です。そして、言葉の表現に気を付け誠意をもった手書きの詫び状を作成しましょう。
相手別お詫びの品にお勧めのお菓子
こちらの誠意を見せるためのお詫びの品のお菓子ですが、受け取る相手に喜んでいただけるものでないと、かえって怒りを増幅させてしまうものになってしまいます。自己満足で終わらないために、相手別におすすめしたいお菓子をご紹介します。
友人関係へのお詫びの品
遠方の友人との約束をこちらの都合で勝手にキャンセルしてしまった、お酒の席で飲みすぎて友人にいやな思いをさせてしまった、など友人関係でのトラブルをお詫びしたいと思ったときのおすすめのお詫びの品を紹介します。
友人関係ですから、しっかりしすぎたものでは逆に気を使わせることになりかねません。相手の好みも多少は把握しているでしょうから、相手が喜ぶ好きなものを選ぶようにしましょう。
遠方の友人に対しては、自分の地元の銘菓などをおすすめしてみるのはいかかでしょうか。堅苦しくなり過ぎない日持ちする焼き菓子や、チーズケーキなども喜ばれるでしょう。お詫びの品を送るときには、必ず一言気を遣わせないような言葉を添えるとより喜ばれます。
事故相手へのお詫びの品
事故を起こしてしまったとき、示談交渉などは保険会社に任せるとしても、一度ぐらいは謝罪に赴く必要性が出てきます。そんなときのお詫びの品をご紹介します。
基本的に事故相手は、赤の他人の場合が多いので、相手の好みなどを知ることはできません。大体の性別年齢などから好みを推測し、好まれそうなものを選択しましょう。
取引先関係へのお詫びの品
取引先への謝罪時に持参するお詫びの品の菓子折りは、ビジネスシーンの必須アイテムです。今後の取引に関わる重要なアイテム、というのは言い過ぎですが、ふさわしくないものを持参して火に油を注いでしまっては、謝罪の意味もありません。そのようなときのおすすめのお詫びの品をご紹介します。
謝罪に赴く予定は急遽決まることが多いですが、時間がないからと言ってコンビニに駆け込むなどというのは絶対にNGです。デパートなど、誰もが知っている有名店の銘菓を購入しましょう。
ビジネスシーンでのお詫びの品の定番と言えば、「羊羹」「ゼリー」などの「消えもの」お菓子です。ずっしりとした重量感があるので、「今回のミスを重く受け止めております」「深いお詫びの思いを抱いております」といった意味が込められています。また、日持ちし保存方法に迷わなくてもよいという理由から「カステラ」も定番として定着しています。
お詫びの品を渡すベストなタイミングとは
- ※画像はイメージです出典: 炎上対応に追われる企業アカウントの中の人|ぱくたそフリー素材