安心感とは?
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特別な理由はないけれども、その人がいるだけでほっとする、心が安心する、という安心感のある人がいます。安心感のある人は、恋愛はもちろん、ビジネスシーンにおいても心強いパートナーです。安心感のある人はどういった特徴があるのでしょうか。また、心理学的にみて安心感とはどういったことなのでしょうか。詳しくみていきます。
安心感の心理学的な意味
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安心する、という心理作用はどういったところから生まれるのでしょうか。
人がいろいろ持ち合わせる感情の中で、「安心感」とは、読んで字のごとく、安心している感情をいいます。人は、対人や動物、物事に対して多くの感情を抱きます。そのうちの一つが安心です。
人が抱く感情は「欲望」「喜び」「悲しみ」の3つに分け、基本的感情とします。この基本的感情から派生し、多様な感情が生まれます。それは自分以外の外部、自分自身の内部からの原因に引き起こされる感情で、「安心(安堵)」もその中に含まれます。
安心感を心理学的に見ると、「恐怖」を失うことが「安心」になります。心配事がなく、「ほっ」と安堵している状態が安心感です。
安心感と信頼感の違い
安心感があるという言葉と、信頼感があるという言葉ではどういった違いがあるのでしょうか。「あの人は安心感があるね」と、「あの人は信頼感があるね」には、決定的な違いがあるのでしょうか。安心するという動詞と信頼するという動詞との感情の違いを考察します。
安心できる人と信頼できる人
「安心できる人」と「信頼できる人」というとどういうイメージがわきますか。少し想像してみてください。
例えば、自分ではどうしようもない事象が起こったとき、相談をするのは安心できる人と信頼できる人のどちらでしょうか。この場合、ほとんどの人が「信頼できる人」を選びます。なぜならば、不利益をこうむるかもわからない状況下で、必要な存在は信頼できる人だからです。
対して、仕事や失恋で落ち込んだとき、電話をする相手は安心できる人と信頼できる人とどちらでしょうか。この場合は安心できる人を選ぶでしょう。
安心、とは自分に不利益をもたらさない態度をいいます。対して信頼は自分に利益をもたらしてくれる能力をいいます。安心感のある人は、自分にとって居心地が良い環境を提供してくれる人で、信頼感のある人は、自分にとって不利益なとが起こらない状況を提供してくれる人をいいます。
男女別安心感を感じる人の特徴
気持ちが落ち着く、安心感を感じる人とはどういった特徴があるのでしょうか。男女別で考察します。
安心感のある男性
男性の安心感は日々の態度に現れ、声、態度で安心できる男性かどうかを判断しています。
声を荒げない
大きな声は「怒っている」と捉えられ、無条件に相手に対し恐怖心を与えてしまいます。男性の大きな声というのは、とくに女性にとっては自身への危害があると捉えてしまうこともあります。どういった時でも冷静沈着であり、声を荒げない男性は安心感があります。
寛大である
些細なことでいらいらしている人に対して、人は安心感を感じません。いらいらしている人は、同時に周囲や物に当たることもあり、それらは安心とは程遠い行動です。心が広く思いやりのある人というのは、女性からのみならず、職場でも安心感のある人として信頼されます。
聞き上手
女性が男性に対して安心感を抱くのは、女性が心を開いたときと言えます。女性は自分が安心して自分をさらけ出せる人というのを無意識のうちに感じ取っています。自分の話をちゃんと聞いてくれる男性に、女性は安心感を感じます。
安心感のある女性
安心感のある女性は、一言でいうと包み込んでくれる、言い換えると母性に満ちた女性といえます。