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観察眼を鍛える方法・観察眼があるかテストする方法|スキル

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年03月19日

観察眼はスキルなのか

観察眼は生まれ持った才能だから、自分には身に着けられないと諦めてはいないでしょうか。観察眼は生まれつき持っているかどうかによって使える能力ではありません。観察眼は誰でも後天的に鍛えることができるスキルです。

ビジネスで大成功した経営者や映画監督など、鋭い観察眼を持っている人の中には、生まれつき観察眼を持っていた人もいるでしょう。しかし、多くの人が経験を積むことで徐々に観察眼を身に着けています。諦めずに訓練を重ねれば、あなたも観察眼を身に着けられます。

観察眼が鋭い人の特徴

観察眼がある人の中でも、ドキリと意表を突かれるほど目の付け所が違う人がいます。そのような人達は、見ればわかる変化はもちろんですが、目には見えない変化にも敏感です。観察眼が鋭い人に特によく見られる特徴をご紹介していきます。

変化にすぐ気づく

観察眼が鋭い人は他人の服装や持ち物、癖などをよく把握しているので、変化に敏感です。前髪を切っただけでも、「あれ?髪切った?」とすぐに気付いてくれるような人です。髪を切ったり新しい服を着て行ったりした時に気づいてくれると嬉しくなる女性は多いです。

見た目だけでなく、気分の変化にも気づきやすいです。普段の行動から、機嫌がいい時の状態と悪い時の状況を把握しているからです。一見するといつもどおりなのに、「いつもより元気ないね」と気づいて心配してくれます。

心理状態も見抜くのが得意

見た目の変化だけでなく、気分の良し悪しの変化にも敏感です。そして、観察眼が鋭い人は他人の癖まで把握しています。癖は心理状態がよく表れているので、癖を把握するということは心理状態も把握できるということです。

心理の変化にも敏感なので、自分では態度に出していないつもりでも今の気分にあった対応をしてくれます。機嫌が悪い時はなるべく話しかけないかすぐに話が終るようにしてくれたり、機嫌がいい時に仕事を頼んでくるなど、ちょうどいいタイミングだな、と感じる対応をしてくれます。

物事の根本を考える

怒りっぽい人が周りにいるとして、多くの人は「あの人はいつも怒っているからあまり近寄らないようにしよう」と考えているでしょう。どのように対処するかは考えても、その根本を考える人はすくないはずです。しかし、観察眼が鋭い人は物事の根本から考える癖がついています。

なぜ怒りっぽいのかという原因を考え、自分がよく怒られた経験があるから人にもあたっているのではないかという理由にたどりつきます。表面に出ている感情だけでなく、深く掘り下げて見えない部分も考えようとします。

観察眼がある人の特徴

観察眼がある人とない人の違いはなんでしょう。観察眼がある人達に見られる特徴を見ていきましょう。また、これらの特徴を真似ることによって観察眼が自然と身に付きやすくなります。

なるべく人に頼らない

観察眼を身に着けるには、どんな事態にも柔軟に対応する力も必要です。そのため、1人で作業に取り組んだり、どこかへ行ったりするのに抵抗がありません。全く人に頼らないわけではありませんが、1人でできることはなるべく1人でこなそうとします。

観察眼があるから人に頼らないというより、1人で行動するために周囲をよく観察するので、自然と観察眼が身についたということです。人に任せる時は相手が全てやってくれるので、観察する必要はありません。1人で行動しやすいように、周囲をよく観察しています。

失敗から学ぶ

観察眼がある人は、他人だけでなく自分も客観的に見つめることができます。失敗した時はなぜ失敗したのか、どうすれば成功したのか、同じことを繰り返さないためにはどうすればいいのかなどをしっかりと見つめ、分析して次に活かします。

分析や計画が得意なので、同じミスを繰り返すことはとても少ないです。ベストな方法が見つかるまでじっくりと考えるので、一見優柔不断にも見えます。しかし、適切な判断を下すまでに時間をかけているだけで、自分の意見をしっかり持っていないということではありません。

警戒心が強い

他人に対して無防備に信用できる人と、警戒心が強く中々心を開かない、もしくはしばらく交流していてもいつ裏切られるかわからない、と考えている人に分かれます。観察眼がある人は後者です。

これから自分や周囲に起こる問題を考えるので、なんでも疑うことから入ります。警戒心が強いからこそ、相手の細かいところまでしっかりと観察しています。相手の些細なことにも気づき、そこからその人の本音や気持ちを考察します。

観察眼を鍛えるおすすめの本

観察眼は人生において不可欠な能力です。その能力をどのように身に着けるのか、大脳生理学と仏教の2つの視点から、誰でも観察眼を身に着けられる方法を記したのがこの本です。観察眼と仏教がどのようにつながるのか不思議に感じられますが、著者は哲学としての仏教、特に禅の視点で観察眼の構造を探っています。

全ての人にできる観察眼の鍛え方についての本ですが、人を情感型人間や論理型人間などのタイプに分けて解説しているので、自分に合った観察眼の鍛え方を学べます。

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ほとんどの物事を整理し始めると行き着くのは「洞察力」
しかし、論理的にも体験的にも解説するのは難しいテーマです。

それを、著者は宗教的観点から見事に自分なりに分析整理した
ことをわかりやすく本にしています。

「なぜ?」と感じることから始まる

初回公開日:2018年04月28日

記載されている内容は2018年04月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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