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「お変わりありませんか」の使い方・敬語での言い方・返事の方法

Author nopic iconsweety
カテゴリ:ビジネス用語

初回公開日:2018年05月01日

更新日:2020年02月08日

記載されている内容は2018年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「お変わりありませんか」の使い方・敬語での言い方・返事の方法

「お変わりありませんか」の正しい使い方

あなたは「お変わりありませんか」と話しかけられたり、話しかけた経験があるでしょうか。丁寧で、少し大人な表現なので、あまり耳にしたことのない方もいるでしょう。

「お変わりありませんか」という表現は、うまく使えば、知的で品のある印象を相手に与えることができます。以下、正しい意味やどのようなシーンで使うのが良いのか、ということについてお伝えします。

「お変わりありませんか」の言葉の意味

「お変わりありませんか」とはどういう意味でしょうか。言葉どおりに受け取るならば、「変わったことはないですか」という相手の変化や安否を問うものですが、「以前お会いした時から少し時間が経過していますが」という隠れた意味を付け加えると、さらにわかりやすくなります。

もっと砕けた表現をするならば、「お久しぶりです。最近どうですか。」という意味です。相手の近況を尋ねる意味合いもありますが、気遣いであったり、会話を引き出すための決まり文句とも言えます。

「お元気ですか?」でも良い?

親しい間柄であれば「お久しぶりです。最近どうですか。」という表現や、「お元気ですか」という表現で、久々の再会を喜びあうのも良いでしょう。

ただ、「最近どうですか」と声掛けしたとしても、必ずしもポジティブな返しがあるとは限りません。例えば、言葉どおりに受け取って「(どうと言われても、特に何もないのに)」と感じる方もいらっしゃいます。

また、怪我などで健康ではない状態の方や、仕事や人間関係がうまくいっていない方に「お元気ですか」と声掛けしてしまうと、「関節が痛くて歩くのが億劫で」「いいえ、元気ではないです。もう仕事を辞めたいと考えていて」などネガティブな会話がスタートしてしまうこともあります。

「お変わりありませんか」で明るい話題に

そんな時、「お変わりありませんか」というフレーズはとても便利です。

「お元気ですか?」という問いかけでは、健康や気分などに限定して答えを求められているように感じますが、「お変わりありませんか」であれば例え持病があって快方に向かっていなくても、「はい」と答えやすいですし、特に困ったり不快に感じるような問いかけにはならないからです。

聞かれている話題の範囲が広いので、「はい、お陰様でなんとかやっています」と相手の答えも無難で前向きになりやすいですし、「実は最近犬を飼い始めて」など明るい話題を引き出しやすくなります。

また、「皆さま」と頭につけて、その方の家族や社員、仲の良い友人など皆を気にかけていることを感じさせることもできます。「お変わりありませんか」という言葉は、使い方を工夫すれば相手に良い印象を与えることもできる、オールマイティなフレーズです。

「お変わりありませんか」を使う時のマナー

「お変わりありませんか」というフレーズは便利ですが、少し気を付けなければならない点もあります。

例えば、「お変わりありませんか」と聞いた時、相手が「実は事故にあって」などネガティブな返しをすることがあります。そんな時、あまりその場で根掘り葉掘り聞いたり、広げすぎないようにすることが大切です。

そもそも、「お変わりありませんか」というフレーズを使うのは、フランクな間柄の方ではなく、少し気遣いが必要で、丁寧に会話をした方が良い相手です。「それは大変でしたね」など受け止めつつ、ネガティブな話題が広がりすぎないよう切り上げ、次の明るい話題にスムーズに入れるようにするのがマナーです。

商談や打ち合わせなどに入る前のつかみの挨拶として使う場合はなおさら、本題は別のところにある、ということを忘れないようにしましょう。

手紙での使い方

「お変わりありませんか」という表現は手紙でもよく使われます。手紙を書くときは「書き言葉」を使いますので、口語では少しかしこまったように感じる方もいるでしょうが、手紙では適切な表現となります。

手紙は、一般的には「拝啓」「前略」などの頭語の後に、挨拶文、本文、結びの言葉、「敬具」「草々」などの結語で構成されています。

この、挨拶文の部分に「お変わりありませんか」を使うことができます。季節を感じさせるキーワードを入れて挨拶する場合もありますが、「お変わりありませんか」というフレーズであれば、オールシーズン使うことができるので便利です。

間柄によって変化させ、下記を参考に自分に合った言い方を見つけましょう。

例)
・皆様お変わりございませんでしょうか
・お変わりなくいらっしゃいますでしょうか
・その後お変わりありませんでしょうか

年賀状に書いても良い?

「お変わりありませんか」という表現は、もちろん年賀状に書いても大丈夫です。年賀状は、前年にお世話になった方や親しい方にする、新年の挨拶です。上記のとおり、相手との間柄によって言い方を変化させて使いましょう。

決まり文句が印刷されただけの年賀状よりも、手書きでひとこと「お変わりありませんか」と書かれているだけで、受け取った方は「気にかけてくれている」と感じ、嬉しくなります。スマートな大人の表現として捉えられますし、相手に良い印象を与えることができるでしょう。

メールでの使い方

親しい間柄の方とのメールであれば、「お変わりありませんか」というフレーズを使用しても大丈夫です。これも手紙と同様、相手との間柄を踏まえて、言い方を変化させて使用しましょう。

プライベートなメールでフランクに話したい時は、「お変わりありませんか」と無理して言わなくても、「お元気ですか」「お久しぶりです」「なかなか連絡できず申し訳ありません」など他の言い方に変えても良いです。

かしこまったメールであれば「お変わりございませんでしょうか」など丁寧な言い方に直しますが、ビジネスメールであればそれよりもシンプルに「ご無沙汰しております」「○○の際は大変お世話になり、ありがとうございました」などの言葉に言い換えた方が無難です。

「お変わりありませんか」を敬語で言うと?

「お変わりありませんか」というフレーズを目上の方に使いたい場合、親しい間柄であれば「お変わりございませんでしょうか」「お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか」など、丁寧な言い方に変えることで失礼にあたることなく、使うことができます。

ただし、あなたのことを「フランクな人柄だ」と感じさせてはいけない相手や、親しいとは言い難い厳格な上司や重要な取引先の方に対しては、「お変わりありませんか」という表現自体、たとえ丁寧な言葉に直したとしても、使用しない方が良いでしょう。

どうしても使いたい場合は、自分が久しく連絡していなかったことを詫びる形でお伝えする方が良いでしょう。例えば「大変ご無沙汰致しております」「久しくご挨拶もせず、恐縮でございます」「長らくご連絡を怠り、誠に申し訳ございません」などの言い回しであれば、厳格な雰囲気の方にもお伝えしやすいはずです。

「お変わりありませんか」に対する返事は?