親と同居することを考える
親と同居することになって、ちょっと悩んでいるといった話をよく耳にします。とはいえ親と同居といっても2つのパターンが考えられます。
ひとつは自分の親と同居する場合です。これなら、まるで実家に戻るようなものですから、なんの心配もないでしょう。
問題となるのは彼の親と同居する場合です。義理の両親と同居となったときには、あらかじめトラブルが起きないような決め事や心の準備が必要になります。
親と同居することのメリット・デメリット
どんなことにも良い面と悪い面があるように、義理の親と同居にもメリットとデメリットが共存しますが、多くは心の問題といえます。
たとえば調理道具や食器の慣れ親しんだ配置を義理の母に変えられたときなど不満になってデメリットと感じるでしょう。でも配置が変わったことでより使いやすくなれば新しい発見でメリットに変わります。
デメリットよりもメリットに目を向ければ、親と同居の関係はおのずと改善していきます。
子どもの有無でメリット・デメリットも変わる
新生児や幼児がいた場合は義理の両親との同居が心強く、大きなメリットになります。
子どもが幼児期のころは、ひとりですべてをこなす状況に追い込まれて孤独感にさいなまれます。夫がなにも手助けしてくれないという理由から離婚に発展するケースまであるほどです。
夜泣きで慢性的な睡眠不足になったり、オムツの替えや洗濯に追われたり、すこしも目が離せないといった状況なら、義理の母は頼もしい存在になるでしょう。
親と同居するときに気を付けること5つ
親と同居を楽しく充実した生活をにするために気をつけるポイントが5つあります。これを守れば大きな失敗はしないで済むでしょう。
気をつける5つのポイント
その1・お互いのプライベート空間を設ける
その2・食事や家事の分担を決める
その3・家の中でのルールを決める
その4・必要以上に干渉しない
その5・感謝の気持ちを忘れない
以上の5つが良い関係作りのキーなので、ここからは各項目を確認していきましょう。
その1:お互いのプライベート空間を設ける
2世帯住宅で世代別に完全に区切られた住まいならベストですが、そんな恵まれた環境の人は少数派です。やはり共同スペースが家の中に多くあるのがふつうです。
同居の場合、一日の多くを義理の両親と同じ空間で過ごすことになりますが、どれほど仲がよく見える関係でも、一緒にいる時間が長すぎればお互いに欠点が気になってしまうでしょう。
夫がいない日中は、1時間でも2時間でもひとりになれる場所を確保しましょう。
その2:食事や家事の分担を決める
料理や洗濯、掃除といった家事を分担して、それぞれに干渉しない決まりを作るのがトラブルを避ける知恵です。
親と同居でもめるひとつの原因に「やり方の違い」があります。料理にしろ、掃除にしろ、人にはそれぞれ慣れ親しんだ手順ややり方があり変えるのはなかなか困難です。
とくに一家の主婦となれば自分が家を仕切っているという自負があるので、誰にも邪魔されたくないという意識が働きます。そんなトラブルから守るのが分担制です。
その3:家の中でのルールを決める
親と同居ではお互いに不満が残らないルールづくりはとても大切です。
たとえば午前中はそれぞれひとりになる時間を作るとか、3時のおやつはTVを見ながらおしゃべりをする、また夕食の当番は1週間交代にするなど独自のルールづくりをしましょう。
1日にやることがルールとして決まっていれば、毎日の繰り返しの中で慣れてきて、親と同居もさほど気にならなくなります。
その4:必要以上に干渉しない
「親しい仲にも礼儀あり」の諺のとおり、どれほど義理の両親といい関係が築けていたとしても、必要以上に相手に立ち入ってしまうのは禁止です。
どんな人にも必ず守りたい領域があります。たとえ夫婦であってもプライベートは干渉されたくないのですから、義理の両親との関係ならなおさらです。
親しくてもある程度の距離を置いて必要以上に干渉しないことが、親との同居関係をよくする秘訣です。
その5:感謝の気持ちを忘れない
同居する親になにかしてもらったとき、気にかけてもらったときなどには「ありがとう」の言葉を忘れないようにしましょう。
感謝の気持ちを表すことは、言うほうだけでなく言われるほうも気持ちのいいことです。ちょっとした言葉の使い方で関係が改善もすれば、逆に悪化することもあります。感謝の数に比例して義理の両親との距離も近づくでしょう。
「ありがとう」の一言は、義理の親に好感を持たれる魔法の言葉です。
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