丹後半島とは
丹後半島とは、京都府北部日本海の北東に突き出る半島のことをいいます。神社や仏閣で有名な京都ですが、実は海を見ることもできます。
美しい日本海が広がり、温泉地や丹波牛や松葉ガニなどの絶品料理、自然豊かな風景など、どこか懐かしいノスタリジックな雰囲気に浸れる場所です。見所満載の観光スポット盛りだくさんの「海の京都」、丹後半島を紹介していきます。
京都市から丹後半島への行き方
京都市から丹後半島までは、車では1時間45分程度、電車では2時間20分〜3時間10分ほどかかります。車でのアクセス方法は、京都縦貫自動車道を通って、綾部ジャンクションを通過後、丹後大宮インターチェンジに向かいます。
電車でのアクセス方法は、JR山陰本線に乗り宮津駅に向かうと丹後半島各駅までアクセスが可能です。さらに詳しいアクセスは京丹後市観光協会公式ホームページをご覧ください。
丹後半島の年間気候は?
丹後半島の年間気候は、一年を通して比較的暖かいのが特徴です。最低気温は1月で、最高気温4℃、最低気温は−4℃程度です。
もっとも暖かい月は8月で、最高気温29℃、最低気温19℃です。また、丹後半島は海水浴ができることでも知られていますが、例年7月上旬から9月上旬までが最適な時期だといわれています。
丹後半島観光スポット30選
- ※画像はイメージです出典: People in Couch · Free Stock Photo
丹後半島には、景観美しい神社やお寺、歴史的建造物がたくさんあります。自然豊かで、もちろん写真映えも間違いなしです。美しい温泉街など、昭和レトロが感じられる街並みもあります。
今回はその中から選りすぐりの30スポットをご紹介します。ぜひ事前準備をして、丹後半島におでかけする気分を高めましょう。
1:慶徳院
- ※画像はイメージです出典: People in Couch · Free Stock Photo
慶徳院は、円山派の日本画家である長澤蘆洲の襖絵44面を修造していることで有名な丹後半島のお寺です。釈迦如来像を本尊とする臨済宗天龍派のお寺であり、庭園の眺めも絶景です。
拝観は要予約なので、事前のお申し込みが必要です。アクセスは、京都丹後鉄道宮豊線鳩山駅から車で15分です。
2:乙女神社
この神社には、天女の娘の一人が祀られていて、次ぎのような伝説があります。
昔々、8人の天女が水遊びをしていました。見ていた狩人が一人の羽衣を隠し天女の一人は帰れなくなりました。天女は狩人の妻となり幸せに暮らしていました。
しかし、天に帰ることになった天女は「7日ごとに会いましょう」と約束していましたが、天邪鬼が「7月7日に会いましょう」と伝えます。狩人は悲しみましたが、毎年7月7日は天井に向かうそうです。
3:竹野神社
竹野神社は、航海安全の神社として知られる丹後半島の神社です。重厚で趣のある美しさのある社殿が印象的です。開化天皇の妃・竹野姫が郷里であるこの地に帰り、天照大神をまつったという社。
松並木が多く茂る細く長い参道は、まるでタイムスリップしたかのようで、思わず過去の先人たちに思いをはせたくなるでしょう。アクセスは、京都丹後鉄道宮豊線峰山駅から丹海バスで40分です。
4:金刀比羅神社
金刀比羅神社は、家内安全・商売繁盛・縁結びのご利益がある神社です。「こんぴらさん」といえば、四国の金刀比羅宮が大変有名ですが、こちら丹後半島の金刀比羅神社は四国のこんぴらさんの分霊が祭られています。
入り口に経っているのは、狛犬ならぬ「狛猫」であり、全国でも非常に珍しいといえます。拝観は自由なため、気軽に訪れやすい神社といえるでしょう。