臆病な犬の特徴7選
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大切な家族の一員である犬。愛想をふりまくかわいい姿は飼い主のハートをぐっと掴みます。
ただ、犬も人間と同じように性格があるので、他の犬や人間のところへいく犬、おっとりした性格の犬、臆病な性格の犬などさまざまです。
今回は臆病な犬や怖がりな犬の特徴やしつけ、対処法について解説します。
- 親の遺伝によるもの
- 社会経験が足りない
- 大きな音が怖い
- 飼い主が依存気味
- 飼い主が過保護
- 異常な反応
- 人見知り
臆病な犬の特徴1:親が臆病
遺伝はどのような生物の性格にも影響するのではないでしょうか。犬は犬種によってもさまざまな性格の傾向がありますが、人間と同じく同じ犬種でも性格は異なります。
子犬の時から怖がりで臆病な犬は先天的な性格な子もいますが、その後成長する過程や環境で性格が大きく変わることもあります。
臆病な犬の特徴2:社会経験が足りない
社会経験は、成犬になっても飼い主だけではなく、他の人や他の犬との触れ合いによってもつむことができます。しかし、子犬のときに母犬や兄弟犬と過ごし経験をつむことです。子犬のときに経験したことは犬の性格に大きく影響します。
成犬になってからもしつけ次第で新しいことを覚えてくれますが、一頭飼いなどで他の犬や飼い主以外と触れあう機会が少ないと犬も学ぶのに時間がかかります。
やってはいけないこと、やっていいことの区別がつかないのも原因のひとつといえます。
臆病な犬の特徴3:大きな音が怖い
日常生活の中であまり聞くことのない、大きな音に怯えてしまう犬もいます。
例えば、雷の音や、玄関チャイムの音、掃除機の音、電車の音などさまざまな音があります。臆病な犬は、それらの音を聞くとけたたましく吠えてしまうことも珍しくありません。
吠え続け威嚇をすることにより、自分が恐怖していることを隠そうとします。そのほかにも特徴としてあげられるのは、自分のハウスや飼い主のそばなど臆病な犬が安全地帯と認識している場所にかけこみ震えていることもあります。
臆病な犬の特徴4:飼い主が依存気味
犬自身が原因ではなく飼い主が犬に依存している場合も原因のひとつとしてあげられます。
飼い主が犬を臆病にしてしまうのは、犬の自立心よりも犬になんでもしてしまうため、犬の気だけが大きくなり周囲に気が向いていないことが原因です。
人間でいう内弁慶に該当するでしょう。チヤホヤされながら安全な場所にいるので、緊張感や危機感があまりないのです。
飼い主が犬に依存傾向にある生活をしているのも、臆病な犬になりやすい原因となるでしょう。
臆病な犬の特徴5:飼い主が過保護
飼い主が犬に対して過保護ということもあるでしょう。
与えられた環境のなかで生活をしているため、いきなり外に出てしまったり自分だけになるとどうしていいかわからずに吠えたり怯えたりと臆病な犬になります。
怖い思いをしたらかわいそうと飼い主自ら外界との接触を絶ってしまうことは、経験がない臆病な犬になってしまいます。
臆病な犬の特徴6:異常な反応
臆病な犬の特徴その6は、何かに対して異常な反応を示すことです。
異常な反応をしめす理由は犬により異なりますが、犬は本来群れを作り、縄張りのなかで生活をしていた動物です。
例えば、犬は散歩のときにマーキングという行為をします。マーキングは自分の縄張りを主張するための行為です。そのため散歩の際、外で会った犬など異常に吠えてしまうこともあります。
また家を自分の縄張りと認識している犬が多いので、来客時に犬が異常に吠えてしまったり威嚇してしまうことがあります。
臆病な犬の特徴7:人見知り
臆病な犬の特徴その7は、家族以外の人間に人見知りをしてしまうことでしょう。
人間でも人見知りな性格の方は多くいますが、人見知りをする犬もたくさんいます。飼い主や家族以外の人間に慣れていないのが原因です。
室内でのみ過ごしたり、ほかの犬や人間が外を歩いていない時間帯に散歩する犬は臆病になる傾向があります。
犬から見ると、人間はとても大きい存在なので、急に触られそうになったりすると、吠えたり最悪の場合は噛んでしまったりします。
臆病な犬のしつけ方法
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ここまで臆病な犬の特徴を解説してきました。自分の愛犬にあてはまるかも、と心配になった人もいるのではないでしょうか。
しかし、犬はとても賢い動物です。原因を突き止め、それに対してひとつずつ向き合い、しつけていくことで改善に近づいていくでしょう。
それではここからは、臆病な性格の愛犬に合ったしつけ方法を紹介していきます。
- 褒めて自信をつけさせる
- 様々な経験をさせる
- 他犬と触れ合わせる
- 専門家によるトレーニングをする