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相手別の親しき仲にも礼儀ありな態度|友達・友人/家族/彼氏・彼女

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年04月17日

家族以外の人の前では敬語を使う

大人になっても両親を「パパ、ママ」と呼んだり、下の名前で呼んだりしている人がいます。そういう人は、話し方も友達に話すように話している場合が多いもの。両親を尊敬していても、聞いた他人はそう思いません。両親や家族は恥ずかしい思いをすることがあります。

ある程度大人になったら、家族以外の人がいなくても敬語で話すよう心がけたほうがいいかもしれません。家族の中で敬語で話していれば、目上の人と話す機会が増えても苦にならないはずです。言葉遣いを見直すだけで「親しき仲にも礼儀あり」は身近なものになるでしょう。

頼る時は素直に

大きな荷物を運ぶ時に車を出してもらったり、突然必要になったものを届けてもらったり、と、両親や家族には、他人には頼まないことを頼むことが多いのもの。そんな時は素直に「お願いします」と頼む姿勢が「親しき仲にも礼儀あり」の礼儀になります。

あなたがなにか頼む時、頼んだ家族に同じことを頼まれた時に応えられるかを想像しましょう。未来でも構いません。家族にはなおさら、してもらったことには「同じことを返そう」と思うくらいの気持ちが大切なのです。

自分の両親(家族)であることを疎かにしない

当たり前のことですが、当たり前のことを忘れがちなのが人間というもの。両親に対して「この人たちがいたから自分がいるんだ」という意識を忘れないようにしましょう。兄弟や姉妹に対してもかけがえがない存在であることを、たまにでいいので思い出しましょう。

そして、その人たちが大切にしているものを貶したり、蔑んだりすることはしないこと。家族の間で「親しき仲にも礼儀あり」を実践する上で、これがもっとも大切なことかもしれません。

友達への礼儀

友達は家族についで礼儀が疎かになりがちな関係です。分かり合えているからこそ友達であり、気を使わないから友達である、と思っている人が多いですし、それはあながち間違ってもいないからです。

友達への「礼儀」と「気を使う」は、「リラックスする」と「だらしなくする」の違いほど微妙で難しいもの。ここでは友達との間での「親しき仲にも礼儀あり」について、おさえるべきポイントをご紹介します。

家族と同じように思わない

長く一緒に過ごしている友達だと、友達と家族の境界線が微妙な間柄だったりします。子供の頃はそれでいいとしても大人になったら「家族ではない」ということを意識すること。そうすることで、心地よい距離感を見つけることができるのです。

友達という関係は家族や恋人とは違い、ずっと友達であり、線で描くなら平行線のような関係です。そのため客観的な意見を言ってもらえたり、違いを楽しめたりする距離感が大事なのです。その距離を大切にすることが友達に対する「親しき仲にも礼儀あり」につながります。

深追いしない

友達といっても、その友達についてあなたが知らないことや、友達があなたに教えてくれないことが、一つや二つあるもの。普段気軽に話している間柄であるほど「それはちょっと」と言葉を濁された時、寂しさと好奇心から「教えて教えて」と深追いしてしまうことがあります。

人には知られたくないこと、教えたくないことがあるものです。あなたにもきっと心当たりがあるはず。友達が語らないことが、あなたの身に危険を及ぼすようなものでない限り、踏み込まないよう遠慮すること。それが友達との「親しき仲にも礼儀あり」であるのです。

試さない

子供時代の友情は、試すようなことが多々あり、そのために嫌な思い出がある人も少なくないはず。わざと無理な約束をさせてどうするか様子を伺ったり、大事にしているものを隠したり。それは大人への階段を登る上で、人間として通る道にあるものなのかもしれません。

大人になったら話は別です。もし友達の何かが気に入らなくて恥をかかせてやりたくなっても、試すようなことをして追い詰めたりしてはいけません。友情における「親しき仲にも礼儀あり」の「礼儀」とは、気に入らないことはまっすぐ相手に話すこと、また相手の言葉にも耳を傾ける心でもあります。

彼氏・彼女への礼儀

恋人という関係の一番の特徴は「時間とともに変化する」ということではないでしょうか。この「変化」という部分にあまりいい想像ってできないものです。では「親しき仲にも礼儀あり」の精神で「いい変化」にしていくには、どのようなポイントを抑えればいのでしょうか。

恋人であることを忘れない

恋人という関係は、付き合いが長くなってくると「甘え」が「だらしなさ」に変わりやすいもの。「家族でも友達でもない関係」は一見もろく感じますが、一対一で向かい合っている関係であり、弱くて強い不思議な絆であると言えます。

相手を選び、相手からも選ばれたのが恋人同士です。そのことを忘れず、丁寧さを失わないようにしましょう。選んだ相手に対してむけた心はそのままあなたに返ってきます。「親しき仲にも礼儀あり」のあなたが相手に向けた「礼儀」は、そのまま相手があなたに向ける「礼儀」なのです。

男と女のプライドを尊重する

付き合い初めの頃を思い出してみましょう。まだ何が好きなのか、何が嫌いなのか、何が楽しいのか、何が悲しいのか、一つづつ知ることが楽しかった頃。その頃はきっと、お互い相手を尊重していたはずです。

相手が自分を思いやってくれることが嬉しく、誇らしかったはず。ここでの「親しき仲にも礼儀あり」の「礼儀」は、お互いのプライドを尊重し、わかった気にならないということ。つまらないこだわりと思わず、相手を理解し、大事に思おうとする態度なのです。

相手の家族を悪く言わない

食事をしたり、旅行をしたり、一緒に過ごす中で個人的な価値観を多く共有する恋人同士であるからこそ、お互いの育った環境の違いを感じる機会も多いもの。そんな中で理解に苦しむ相手の常識にぶつかった時、思わず攻撃してしまうのが「相手の家族」です。

「どんな教えられ方したの?」「君の家族おかしいんじゃない?」など、家族に向けられた心無い言葉は、相手を直接否定するよりも相手が傷つくもの。どんな家族にも何かしら独特な習慣があるものです。「親しき仲にも礼儀あり」の心は相手の家族にも向けましょう。勢いで相手の家族を否定しないよう気をつけてください。

上司・先輩への礼儀

初回公開日:2017年08月30日

記載されている内容は2017年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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