簡単!プラバンの着色方法
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100円ショップなどで簡単に手に入るプラバンは、気軽にオリジナルアイテムが作れると近年再ブームが起きています。子供の頃に作ったことがある方もいるでしょう。
作り方は、絵を描いて焼くだけととてもシンプルです。しかしプラバンは作り方を工夫することでハイクオリティに仕上げることができます。オリジナルでオシャレなアイテムができれば、日常のちょっとした刺激にもなります。
プラバンを作るには、自分で色を付ける必要があります。プラバンというと、油性ペンでの着色を思い浮かべる方もいるでしょう。しかし、着色の方法はそれだけではありません。プラバンはいろいろなアイテムを使うことができます。
今回は、色々な着色方法をご紹介します。さまざまなアイテムでワンランク上のハンドメイドに挑戦しましょう。
着色と言えばコピック!
着色といえば、よく絵を描く方ならば「コピック」というアイテムが一番に思い浮かぶでしょう。コピックはなんといってもカラーバリエーションが豊富で、300以上の色が揃っています。イメージにぴったりの色も見つかるはずです。ハイクオリティな絵を描くのにとても向いています。
また、油性ペンよりムラになりにくく、絵の具のように手が汚れることがないのも利点です。紙に絵を描くのと同じようにプラバンに着色できるので、仕上がりのイメージがしやすいでしょう。
また、ペン先がマーカータイプと筆のタイプの2種類ついているので、着色する範囲や仕上がりのイメージによって使い分けることができます。
着色するとき注意するポイント
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着色するとき注意するポイントをご紹介します。
やすりで削る
プラバンにコピックで着色するには、まず初めにプラバンを紙やすりで削ります。やすり掛けをすることで、ペンが滑りにくく、安定した線が引けるようになります。やすり掛けしなくても着色することは可能ですが、表面がツルツルしていて塗りにくく、色ムラにもなりやすいです。
紙やすりはできるだけ目の細かいもの(400番以上)がオススメです。ホームセンターなどで簡単に手に入ります。
滲まないように!
プラバンに油性ペンで縁取りをして、そこにコピックで着色してから焼くというのが一般的です。縁取りをした場合、着色の際にコピックで油性ペンが滲みやすいので、表面に油性ペンで線を引いた場合、その裏側から色を塗ることをオススメします。
もし縁取りがいらない場合は、省いても問題ありません。コピックは焼くと色が濃くなりますので、イメージした色よりも少しだけ薄めに塗るといいでしょう。
コーティングも大事
焼きあがってよく冷ましたら、後に水性ニスでコーティングします。乾いたら完成です。マニキュアのトップコートなどでコーティングするとインクが滲んでしまいますので注意しましょう。
プラバンに使える着色アイテムはまだまだある
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コピックは持っていないという方も、プラバンに着色できるアイテムはたくさんあります。身近にあるアイテムを使えるのもプラバンが人気の理由の一つです。
ここではパステル、色鉛筆、ポスカ、アクリル絵の具、マニキュア、マスキングテープをご紹介します。
パステル
こちらもプラバンと共に、100円ショップで簡単に手に入ります。優しい雰囲気に仕上げたいときにオススメです。
パステルで着色するときも、プラバンのやすりがけが必要になります。そのままでは着色できないので、パステルを削った粉を指や綿棒などに取り色を乗せていくといいでしょう。もし色を乗せすぎてしまった場合は、ティッシュやスポンジなどで押さえると色を薄くすることができます。
この特性を活かすことで、淡いグラデーションなどのデザインが簡単に作れるのはパステルならではです。色が薄く感じますが、焼くと濃くなりますので、色味に注意しながら塗っていきましょう。
色鉛筆
プラバンをやすり掛けしておけば、色鉛筆でも着色が可能です。色鉛筆で塗ることで温かい雰囲気に仕上げることができます。色鉛筆で塗ると独特の筆の跡が残るので、それを活かしてアーティスティックに仕上げるのもいいでしょう。グラデーションも色鉛筆なら綺麗に作れます。
こちらも、パステルと同様に焼く前は色が薄く感じますが、焼けば色が濃くなりしっかりと着色されます。色ムラや塗り残しは、焼く前は気付きにくいですが、焼いた後に目立ってしまうので注意しましょう。仕上げにマニキュアのトップコートなどを塗れば完成です。