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妬む体験談・気持ちの理由・対処法|スピリチュアル

カテゴリ:自己啓発

更新日:2023年11月19日

妬むという感情について

妬む、は誰もが抱いたことがある感情です。他人に対してその状況や得意なこと・恵まれている環境などを強くうらやみ憎むことを言います。妬むという感情を抱く人の中には、ただ羨ましがるだけではなく、憎む気持ちが大きく、相手をその恵まれている立場から引きずりおろそうとしたり、悪い噂を流すといったネガティブに相手を陥れるような行動をする人もいます。

誰もが経験したことがあるとはいえ、あまりいいものではないと思っている方も多いでしょう。人はどのような状況で相手を妬んでしまうのでしょうか。

まずは、種類別で妬むという感情が発生しやすい体験談についてご紹介していきます。

種類別妬む体験談

妬むも場所や相手によってさまざまです。また、場所や相手が同じであっても、自分の状況やその時に考えていることなどによっても変わってきます。

ある状況では相手に起きた出来事に対し、応援してあげたいと思ったにもかかわらず、全く同じ出来事であっても自分が辛い状況にいるときには応援どころか、相手が不幸になればいいのにとさえ思うこともあります。

また、自分や相手の年齢によっても妬むかどうかが変わってくることがあります。

友達

女性同士の友人関係で多いのが、「顔の可愛さ」や「男性からのモテ」に関する妬む状況です。一見仲良しの友達同士に見えていても、その中では目に見えない序列やそれに伴う嫉妬が発生していることがあります。

明確な基準がないにも関わらず「あの子は顔が可愛くてずるい」と妬む対象とされてしまうことや、「私の方が女子力が高いのにどうして彼女の方がモテるの」と妬む対象になってしまうこともあります。

近い立場で比べられてしまいがちだからこそ妬むという感情が多く発生しやすいともいえるでしょう。

妊娠

こちらも女性同士の妬む対象となってしまうことが多いのが「妊娠」です。妊娠を望んでいても、誰もが希望するタイミングで妊娠が叶うわけではありません。時には辛い思いをして不妊治療に取り組んでいる人もいます。

しかし、そんな中で友人や知り合い、芸能人などが妊娠したというニュースを聞くと、自分が妊娠できないタイミングであれば、なおさら妬む気持ちになってしまうことがあります。「おめでとう」といってあげたいのに素直にそう言えず、会ったり連絡を取り合うことさえ億劫になってしまうほど妬む気持ちになってしまう人もいるでしょう。

しかし自分が無事妊娠することが出来るとその妬む気持ちは全くなくなり、逆に仲間意識が芽生えることもあります。

結婚式

友達の結婚式に呼ばれた時にも妬む感情が芽生えることがあります。自分も結婚を望んでいるのに結婚の予定がない、あるいは結婚していても自分の結婚相手や生活に不満を抱いている場合には、呼ばれた結婚式に対して妬む感情を持ってしまいがちです。

結婚相手が自分の旦那よりも条件が良かったり、その結婚式が豪華だったりすると、必要以上に妬むこともあります。さらに、自分は結婚できないのにと見せつけられていることが不愉快な気持ちになり、妬む気持ちを押さえられない場合もあります。

しかし結婚式に招かれていれば、お祝儀を渡し笑顔でお祝いの言葉を述べたり、嬉々として写真撮影をしなければならず、より辛い気持ちになったり、妬みの言葉を口にしたくなったりします。

専業主婦

専業主婦は近年減少傾向にあります。結婚しても共働きをする夫婦は多く、それだけに結婚相手が裕福であるがために専業主婦をしている人は妬まれることが多いです。

自分は一生懸命毎日働いているのに、専業主婦は幸せに優雅に暮らしていることが羨ましかったり、同じ年齢の子供がいるのに働きながらの子育てと専業主婦での子育てではその大変さが異なったりします。似ている状況であるにも関わらず、その苦労に差があることで、より妬む気持ちが大きくなりがちです。

公務員

ブラック企業が増えている世の中で、公務員もまた妬む対象となってしまうことがあります。公務員は安定した仕事であることが多く、毎日同じ仕事で残業がほとんどなく転勤もありません。そのうえ公務員の種類によっては給料が高いことから、仕事が大変であったり給料が少ないことで悩んでいる人からは「楽な仕事をしているくせに」と妬まれてしまいます。

公務員になるためには公務員試験を受けなくてはならず、努力をして勝ち取った立場であることには間違いないのですが、公務員試験はそこまで難しくないというイメージや、年齢制限があることから、受験資格年齢を過ぎてしまった30代以上から妬む感情を抱かれてしまうことが多いです。

いじめ

いじめも多くの場合は妬む感情をきっかけに始まることがあります。

例えば、地方の小学校に転校してきた転校生が東京などの都会出身だった場合、理不尽に「東京から来たからって生意気だ」と妬む感情を振りかざした子供たちのいじめの対象になってしまうこともあります。

子供は、妬むという感情を自分でコントロールできず、過剰に反応したり、いじめることでしかその感情を発散できなかったりします。そのため、妬みを理由にいじめが発生しやすくなってしまうことが多いです。

仕事など

仕事をする上でも妬むという感情を避けて通ることはできません。営業職などのノルマや成績を周囲に開示するような仕事だけでなく、同期での出世争いや、部署間のボーナスの額など、同じ社内では、より妬む気持ちが社員同士で生まれやすい環境となります。

仕事の結果は努力に必ずしも比例しないことが多く、時に努力以外の指標で出世する人物や給与の額が変わってしまうことがあります。それゆえ、自分が望むポジションに自分よりも努力をしていないと思っている同僚がついていると、妬む感情を押さえられなくなってしまうことがあります。

妬む気持ちの理由

なぜ人は妬むという感情を抱いてしまうのでしょうか。妬んだところで自分が相手よりも魅力的になるわけでもないのに、それでも私たちは自分よりも幸せそうな人に対して妬みの言葉を浴びせたくなってしまいます。

その原因には2つの理由がありました。

自分には出来ないあるいはないから羨ましい

いくら自分もあの人のようになりたい、と思っていても自分にはとても真似できない、同じ努力はできない、環境的に絶対に追い付けない、など自分にはできなかったり、無いものをもっているため、その羨ましいという気持ちが絶望に変わることで「妬む」という感情が生まれます。

どんなに羨ましくても、どんなに努力をしても相手には近づくことが出来なかったり同じ結果を得ることが難しかったりする場合には、特にそんな妬む気持ちでしか自分のもやもやを表現できないことがあります。

自分が自信がないから妬んでしまう

また、自分に自信がないがゆえに、素直に「すごいね」「可愛いね」「頑張ったんだね」と認めることができないのも妬む理由の一つです。

自分に自信があれば、妬むことはありません。寛大な気持ちで余裕をもって相手の素晴らしさを認めることができるでしょう。しかし、自分に自信がないときや余裕がないときほど、妬む感情でしか相手を見ることができなくなってしまいます。そして妬み、相手を悪く言ったり卑下することでしか自分の精神を保つことができなくなってしまうことがあります。

初回公開日:2018年04月25日

記載されている内容は2018年04月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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