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辛い時期の上手な乗り越え方と対処法|笑顔の効果で乗り切れる?

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年04月15日

とにかく笑顔でいると好感度がアップします。女性でも男性でも笑顔は人を魅力的にします。接客業にも笑顔は絶対に必要です。さらに笑う事は顔の筋肉を鍛えられ、シワやたるみを予防し、美容にも効果ありです。お年寄りの方でも長生きされている人って、素敵な笑顔で接してくれる人が多いですよね。笑顔が辛い時も人を元気にしてくれるのです。

笑顔の効果はすごい

辛い時は、自分の事がとてつもなくちっぽけに見えてしまいますよね。自分だけが悲劇の主人公であるかのように思えてくることさえあります。しかしこの笑顔の効果を知ったなら、笑顔を鏡の前で練習してみましょう。意識していたら、誰よりも素敵な笑顔になれ、モチベーションがUPすることは間違いなしです。

辛い時は脳がどうなっているの?

辛い時は、誰にだってあります。むしろ辛い時があるからこそ、より幸せを感じられるのかもしれません。ただ辛い事が起きた時、ショックの度合いが人によって異なるでしょう。体力や、運動神経は鍛えられるのですから、精神面もきっと安定させることができるのではないでしょうか。

そもそも辛い時とは、脳がどうなっているのでしょうか?脳内のホルモンの説明とそのホルモンを安定させる方法をご紹介致します。

辛い時の脳の状態

脳内物質とは?

脳内物質とは、指令を与える分子言語のことです。このメッセンジャーは、ホルモンと呼ばれているものです。人の体内に微量分泌され様々な臓器の細胞を刺激して活動させる働きをしているそうです。
脳内物質が発見されるようになったのは、電子機器の発達のお陰らしいです。電子機器の発達につれて、分析技術が急速に発達し1ミリリットル中、1ナノグラム(10億分の1グラム)という微量物質まで分析されるようになっています。

発見されているホルモンとは?

発見されているホルモンのほとんどは、タンパク質です。私たちの心と身体は、ホルモンという分子レベルで対話しているのです。心が、『嫌だ』と不快に感じる辛い時は、脳や身体の活動を停滞させるようなホルモンが分泌され心は、憂鬱になったり孤独になったり、身体も病気に陥りやすい状況になっているのです。しかし逆に心が『喜び』を感じたときには、意欲が出るホルモンが分泌され辛い時はでも、心が前向きになるのだとか。脳内物質は、大きく分けると4つあります。どんなものがあるのでしょうか。

4つのホルモン物質とは

甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン

やる気を起こす源になる物質です。

元気がなく落ち込んでいて辛い時には、この物質が元気づけ、やる気を出させてくれます。このホルモンこそ、私たちの行動力に、意欲に影響があります。このホルモンが低下するとやる気がなくなり憂鬱な気分になってしまうのです。このホルモンを小動物に微量注射したところ、むっくりと起き上がったり、走り回るといった実験報告がされているそうです。しかしさらに用量を増やしたところ、めちゃくちゃ走り回ったあげくに、狂死に至ったのだそう。ホルモンバランスが崩れた状態は、人が薬物中毒になった状態と似ていると言えるのではないでしょうか。なんでもバランスっていうのが、ものすごく大切なのですね。

性腺刺激ホルモン放出ホルモン

性の源になるような物質です。

女性の排卵周期などの、すべての性現象を決めているのが、この物質です。この物質は、性へ「行け、進め」と促します。この物質ばかりが、出続けたなら、人間は、けだものになりさっがてしまうでしょう。こんな時に、ソフトスタチンという物質が「もうそのぐらいにしておけ」とやる気満々の細胞に働きかけて、燃えたぎっていた細胞を鎮めるのです。
精神面が、安定している場合、身体の中では、こんな細胞同士のやり取りが行われているのですね。

ドーパミン、ノルアドレナリン

覚醒、快感を誘う物質

ドーパミンは、脳に「起きろ、目覚めよ」と覚醒作用を持ち、快感を引き起こし、人間の創造性を高めます。この分泌が低下すると、諦めやすくなったり、投げやりになったりしてしまいます。

ノルアドレナリンはドーパミンが酵素によって酸化したもの。意識のレベルを一定以上に保つ働きをしてくれます。しかしストレスが加わるとこの物質が憤然と高まり怒った状態になります。怒りのホルモンとも呼ばれているそうです。

エンケファリン、B-エンドルフィン

痛みを止め、同時に快感を誘う麻薬にそっくりの物質です。

脳が一度『快』と感じると、脳内に『気持ちが良い』と物質が分泌され高揚した気分になります。そしてさらに快を求めて、どんどん脳を活性化させるのだそうです。この物質こそが、脳内モルヒネと呼ばれているものです。体内で作られる麻薬と言われています。辛い時を抜け出すには、必要なホルモンです。

脳内ホルモンは重要

このような事を理解すると、辛い時に脳がどういう状態であるかわかるので、他人が辛い時を少しでもわかってあげられるのではないでしょうか。何よりも生活環境や、人間関係からくるストレスは、脳から出すホルモンに悪い影響があるのです。できるだけ自分自身が、喜びや楽しみを感じられる状況にする必要があるのです。生きている中で、嬉しい時や楽しい時がない人はいないでしょう。その楽しさや喜びの気持ちを思い出し、またその気持ちになれるような状況を探しましょう。脳が『快』を感じられれば、人間にとって良いことだらけです。

初回公開日:2017年03月23日

記載されている内容は2017年03月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。