目立つ人の特徴についてここまでまとめてきましたが、一言に目立つと言っても良いことばかりではありません。目立つ人には好かれている人はたくさんいますが、嫌われる人もいます。目立つとは諸刃の刃で、人目につく分、評価も分かれやすいのです。また、悪目立ちという言葉があるように、いい目立ち方もあれば悪い目立ち方もあります。あまりはっきりと分けることはできませんが、目立つことで嫌われるのには本人に問題がある場合と、周りの受け取り方に問題がある場合があると言えます。
先ほどまでは人から好かれる目立つ人の特徴についてまとめてきましたが、嫌われる目立ち方、また目立つ人が嫌われる理由について紹介します。
目立とうとしているのが見えてしまっている
自分を積極的に出していくのはいいことです。しかし、その目的が、会議での発言で何か問題を解決するためのアイデアが出したいとかみんなで面白い話をして笑いたいというようなことならいいのですが、「目立つ」というのがあからさまな目的になってしまうといけません。自分の話ばかりしてしまったり、人と違ったことを言おうとして的外れな意見を言ってしまうとその気持ちはから回ってしまいます。また目立とうという気負いから自分の個性もうまく引き出せなくなってしまいます。
周りに対してマイナスの方向で目立ってしまう
やはり目立つというのは相対的なものなので、何かがうまかったり人一倍できるから目立つ人もいれば、人一倍できないから目立ってしまうということがあります。そう言った場合、集団での立場は弱くなり、弱くなることで槍玉にあげられることが増え逆に悪い意味で目立ってしまいます。この場合も何か一つ、難しいことかもしれませんが、例えば仕事はできないけれど、場の空気を和ますことができたり、何か仕事の中で一つ、これだけは得意だから自分に任せてくれと言えるような分野ができれば、自分の居場所もできて、みんなからいい意味での注目をもらえるようになると思います。
目立つからこそ攻撃の対象になりやすい
職場や学校のクラスなど、集団には必ずといっていいほど、攻撃的な人がいます。目立つ人はやはり目立つ分印象にも残りやすく、そう言った人たちの攻撃の対象になりがちです。
人と違う意見を言うことで嫌われてしまう
先ほど、目立つ人の特徴で人と違う考え方をするというのをあげましたが、そこも好かれるポイントであれば集団によっては嫌われるポイントにもなります。日本人はよくも悪くも協調性を大事にする面が強いので、変わったことを言う人は変な目で見られることも少なくありません。何か確固たる地位や実績があれば、さすが目の付け所が違うと評価されやすいのに、若いうちやまだ立場の弱いときに、個性的な意見を言うと鼻摘まみにされてしまいます。
行動力がありすぎる
目立つ人には何か目的に向かって進むときの力がすごいという人がいます。こういった行動力は人を惹きつけ、何かを成し遂げる際に必要不可欠なものですが、集団でプロジェクトを進めたりする場合に、あまりに行動力がありすぎて一人で突っ走ってしまうと周りがついてこれなくなってしまいます。
嫉妬の対象になる
目立つ人というのはやはり憧れる存在ではあります。人から好かれるたり高い評価をもらったりすることが多いでしょう。しかし、すべての人から好かれるということはなかなかあるものではありません。羨ましがる気持ちから嫉妬の感情が生まれて、嫌われてしまうということもあります。
目立つ人というのは相対的な評価
こうして見てみてもわかるように「目立つ人」への評価は周りの人によって変わります。目立って人目につく分、その人への意見もたくさん生まれてくるわけです。しかしだからと言って、嫌われてしまうのが怖くて、自分の意見を言わなかったり、そうだと思っている考え方を無理に変えようとしても、それはそれでもったいないことです。
うまく目立って生きていけている人の特徴として、まわりの意見を気にして自分を矯正することなく、自分らしさを大事に生きているというのがあげられるもしれません。
目立つ人の雰囲気とオーラ
雰囲気やオーラはとても漠然としたものですが、そこには確かな力があります。なんとなく気になってしまう、なんとなくすごい感じがする・・・といったふわっとした印象は、ふわっとしていても、その印象があるだけで、なぜかその人へ対して一目置いてしまいがちになります。こういった目立つ人が身にまとう雰囲気やオーラはどんなものなのでしょうか。
雰囲気のある話し方
雰囲気やオーラは見た目や立ち居振る舞いから伝わってきます。第一印象であっと引きつけるような力があるのです。話し方というのもその人の雰囲気を印象付ける大きな要素の一つです。ゆっくりと聞き取りやすいスピードで、ハリのある堂々とした声で喋ると話から雰囲気が匂い立ってきます。また話している時に相手の目をしっかりと見て言いたいことを目からも伝えるというのを意識するといいかもしれません。
集中力がすごい
雑念がなく、物事に集中している人からは、何かすごいオーラが出ているように感じます。試合中のアスリートや演奏をしている音楽家などは物凄く集中をしていますよね。その技術や才能の凄さもありますが、それを発揮する集中力も人の目を集めている力のひとつだと言えます。
華がある雰囲気
目立つ人が持つ雰囲気やオーラには華があります。服装などの見た目に左右されない、なぜだか気になってしまう、なぜだか見てしまうといったものです。これは生まれ持った素質によるところが大きいと言えます。
だからといって、努力によって手に入らないとも一概に言えません。何か一つのことに対して努力している姿は魅力的ですし、確固たる実力を持てば人の注目は集まってきます。人から注目を浴びる立場になれば、それに合わせた自分の見せ方を覚え、自然と華は身についてくるでしょう。
初回公開日：2017年03月29日
記載されている内容は2017年03月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
